
ひと言英会話 Vol.22 A flower for you
日本語にあって、英語にない言い回し。
英語にあって、日本語にない言い回し。
もちろん、その他の言語にあって、英語にも日本語にもない言い回しもあります。
今日は、ちょっと日本語の美しさに触れてみたいと思います。
留学やワーホリに行ってみて、よく人が感じることのひとつに、「日本文化ってやっぱりいいな」ということがあると思います。海外に憧れて憧れて日本を飛び出してみたら、意外と日本のいいとこに気づいた!という人も多いのではないでしょうか。
私も逆カルチャーショック、とまではいかなくても、ことばの多様さに驚いたのを覚えています。
例えば、「木漏れ日」。英語には直訳できる単語がないので、”sunlight that filters through the leaves of trees“と訳したりするのですが、これだとあの「チラチラと光が漏れてくる、繊細な感じ」がまったくないと思いませんか?
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そして、ものの数の表し方も然り。日本語には、ものを数えるときにそれぞれ単位がありますよね。一台、一本、一冊、一枚、一回・・・日本人でも知らない単語があるくらいで、外国人にとっては日本語学習における難関だろうな〜とも思います。
その中でも私は、花を数えるときの単位の繊細さを、英語で表現出来たらいいのにな〜と思うことがよく有ります。
日本語だと、一輪、一本、ひとつ、一個、一片、ひとむら、ひと束、一把、ひと枝、一朶(いちだ)と、花の形や切り花、束ねたものなどで単位が変わります。
が、基本的に英語は、ひと言!(だからひと言英会話なんだけど笑)
“a”
以上。大雑把!(笑)
もちろん束になると、a bunch of flowers(たくさんの花)などと表しますが、これもなんだか大雑把な感じがします。
「一輪の花を君に。」
これを英語にすると、A flower for you.
うーん、まあシンプルだしいいんだけど、やっぱり「一輪」という言葉には勝てないと思うのは私だけかな。
Eigo GEEKでした
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